BUYサイクルを理解したら、次はSELLサイクルです

前章では、
Sniper Cycle TheoryにおけるBUYサイクルについて解説しました。
しかし、相場は上昇だけではありません。
ゴールド(XAUUSD)は急落することも多く、下落相場では戻り売りを狙う場面が数多くあります。
そのため、BUYサイクルだけでは相場全体を理解することはできません。
SELLサイクルを理解することで、
相場を上下どちらの方向からも分析できるようになります。SELLサイクルとは何か
SELLサイクルとは、市場の主導権が売り手へ移っていく一連の流れです。
単純に価格が下がることではありません。
売りの勢いが生まれ、
戻りが入り、
逆行が起こり、
再び売り優勢になるのか、
それとも買いへ転換するのか。
この流れ全体をSELLサイクルとして考えます。
第1段階 SELL1 ― 新しいSELLサイクルの始まり

SELL1は、
新しいSELLサイクルが始まる可能性を示すシグナルです。
ここで重要なのは、
SELL1は「天井」を当てるためのシグナルではないということです。
相場の天井を正確に予測することは困難です。
Sniper Arrow 2では、
売り勢力が優位になり始めたことを判断し、
その流れへ参加することを目的としています。
つまりSELL1は、
新しい売りの流れが始まるスタートラインです。
第2段階 SELL2 ― 戻り売り候補
SELL1が発生したあと、
相場は一直線には下落しません。
途中で買い戻しが入り、
価格は一時的に上昇します。
この局面をSniper Cycle TheoryではSELL2として捉えます。
SELL2は、
戻り売りの可能性が高まっていることを示すシグナルです。
ただし、
「戻り売り確定」
ではありません。
あくまでも、
SELLサイクル継続の可能性を確認する段階です。
第3段階 BUY3 ― SELLサイクル最大の分岐点
SELLサイクルで最も重要なのがBUY3です。
BUY3という名前から、
「買いサイン」
と思われるかもしれません。
しかし、
BUY3は新規買いを推奨するシグナルではありません。
BUY3は、
SELLサイクルの中で逆行が強まっていることを知らせています。
つまり、
SELLサイクルが重要な分岐点へ入ったことを意味します。
ここから相場は、
大きく3つのシナリオへ進みます。
シナリオ① BUY3 → SELL4
BUY3で検知した逆行が一時的なものだった場合、
再び売り優勢となりSELL4が発生します。
SELL4は、
SELLトレンドが再開した可能性を判断するためのシグナルです。
つまり、
SELLサイクルは継続しています。
シナリオ② BUY3 → SELL1
相場によっては、
SELL4を経由しないケースがあります。
BUY3のあと、
新しいSELL条件が成立すると、
SELL1から新しいSELLサイクルが始まります。
これは、
以前のSELLサイクルとは別の、
新しいサイクルとして考えます。
シナリオ③ BUY3 → BUY1 → BUY2
BUY3で検知した逆行が、
一時的な戻りではなく、
本格的な上昇トレンドへ転換した場合です。
この場合、
SELLサイクルは終了します。
その後、
BUY1が発生し、
BUY2へ進みます。
つまり、
新しいBUYサイクルが始まったことになります。
なぜBUY3ですぐに買ってはいけないのか

BUY3を見て、
「反転した」
と決めつけるのは危険です。
BUY3は、
相場が変化していることを知らせています。
しかし、
その変化が
一時的な逆行なのか、
本格的なトレンド転換なのかは、
まだ決まっていません。
だからこそ、
BUY3のあとに
SELL4になるのか、
SELL1になるのか、
BUY1になるのか、
この流れを見ることが重要になります。
BUYサイクルとSELLサイクルは鏡のような関係
Sniper Cycle Theoryでは、
BUYサイクルとSELLサイクルは左右対称に設計されています。
BUYサイクルでは、
BUY1 → BUY2 → SELL3
SELLサイクルでは、
SELL1 → SELL2 → BUY3
どちらも、
3番目のシグナルが分岐点になります。
この共通ルールを理解すると、
買い相場でも、
売り相場でも、
同じ考え方でチャートを読むことができます。
まとめ
SELLサイクルは、
SELL1から始まり、
SELL2で継続を確認し、
BUY3で重要な分岐点を迎えます。
その後、
SELL4へ進むこともあれば、
新しいSELL1へ移行することもあります。
また、
BUY1・BUY2へ切り替わり、
BUYサイクルが始まることもあります。
相場を「売りサイン」「買いサイン」という点だけで判断するのではなく、
サイクル全体の流れとして捉えることが、
Sniper Cycle Theoryの基本です。
Sniper Arrow 2は、この理論をチャート上で視覚化するために設計されています。
シグナルを追いかけるのではなく、
サイクルを理解すること。
それが、上昇相場でも下落相場でも一貫した判断を行うための土台になります。
Sniper Arrow 2は、相場の流れを視覚的に確認したい方に向いているツールです。
次回予告
第4章では、
「逆行」と「トレンド転換」は何が違うのか?
という、多くのトレーダーが最も悩むテーマを解説します。
SELL3やBUY3がなぜ「分岐点」と呼ばれるのか、その本当の意味を、実際のチャートパターンを交えながら詳しく掘り下げていきます。
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